Horace Silver Song For My Father - US3 ( LP )

本日のピックアップは、
ホレス・シルバーの代表曲「ソング・フォー・マイ・ファーザー」。
この曲は、以前、エスタシオの1曲入魂！でもセレクトしました。
■　エスタシオ　一曲入魂！　レコード編
　　2009-08-24 Song for my father by Horace Silver
http://d.hatena.ne.jp/estacio_records/20090824


■　エスタシオ　一枚入魂！　CD編
　　　2009-08-24 HORACE SILVER QUINTET / SONG FOR MY FATHER ( CD )http://d.hatena.ne.jp/estacio/20090824今回は、レコードが入荷した為、ピックアップでご紹介。

まず、このジャケットに写っている方は、誰だと思いまか？？


この方は、ホレス・シルヴァーの実の父、ジョン・タバレス・シルヴァー。
「Song for my father」のアルバムに相応しい粋なはからいですね。


ファンキー・ジャズ・ピアノのシルヴァーの絶頂期の作品で、
ファンキー・ジャズとジャズ・ロックを融合したサウンドです。


エスタシオの入魂シリーズでも、話しましたが、
シルヴァーは、クインテットにこだわり、
クインテット編成ありきで、曲を書き、
その楽器のサウンドまで、頭の中に響いていたといいます。


ジャズ・メッセンジャーズを離れ、自身のクインテットを結成したのが、1959年。
メンバーは、
Blue Mitchell ( Trumpet )
Junior Cook ( Tenor Sax )
Gene Taylor ( Bass )
Roy Brooks ( Drums )
そして、Horace Silver ( Piano )。
当時、無名だった若手をあつめたもの。
その若手チームが、ブルーノートで数々のファンキージャズ作を生み出していきます。
レギュラーとして、シルヴァーとレコーディングするんですが、
レギュラーを固めるのは、ブルーノートでは珍しく、例外的。
アルフレッド･ライオンが相当気に入っていたのか？
ホレス・シルヴァーがこのメンツでやりたかったのか？
いずれにせよ、ナイス・クインテット！


ですが、
1964年にこのクインテットを解散します。
理由は、マンネリだとか？
常に、前進を求めていたのでしょう。


すぐに、新しいクインテットを結成するんですが、
その初レコーディングがこの「SONG FOR MY FATHER 」。
新クインテットが4曲。旧クインテットが2曲という構成。
A面とB面、共に、最後の曲が新クインテットによるものです。


■　HORACE SILVER QUINTET / SONG FOR MY FATHER ( 1985 Japanese press ) ( LP )
http://www.estacio-records.com/shop/detail.php?seq=13850&&kw=


ファンキー・ジャズ・ピアニスト、ホレス・シルバーの名盤。ラテンのエッセンスが加わったハード・バップ！


※　1985年リリースの国内盤
※　DMM (DIRECT METAL MASTERING)


A-1. Song For My Father
A-2. The Natives Are Restless Tonight
A-3. Calcutta Cutie
B-1. Que Pasa?
B-2. The Kicker
B-3. Lonely Woman




そして、この「Song For My Father」をサンプリングした曲がこちら。
■　US 3 / HAND ON THE TORCH ( Japanese LIMITED press ) ( LP )
http://www.estacio-records.com/shop/detail.php?seq=13845&&kw=
視聴の下、一番左です。
ラガヴィーカルもいいですね。
ナイス・サンプリングです


ブルーノートに残されたアススリーの歴史的名盤！


※　1003年リリースの国内完全限定盤
※　JAPANESE LIMITE EDITION
※　帯、日本語解説、歌詞カード(対訳)
※　INNER SLEEVE - インナースリーヴ


A-1. Cantaloop (Flip Fantasia) 4:39
A-2. I Got It Goin’ On 5:18
A-3. Different Rhythms Different People 1:16
A-4. It’s Like That 3:41
A-5. Just Another Brother 3:42
A-6. Cruisin’ 3:30
A-7. I Go To Work 4:06
B-1. Tukka Yoot’s Riddim 5:41
B-2. Knowledge Of Self 4:18
B-3. Lazy Day 4:40
B-4. Eleven Long Years 3:47
B-5. Make Tracks 4:45